●城子崖 じょうしがい
アジア 中華人民共和国 AD
山東省章丘県竜山鎮にある新石器時代の典型竜山文化の遺跡。1928年,黒陶などを含む新石器時代晩期の器物が発掘され,竜山鎮の名に因んで竜山文化と呼ばれた。その後,各地の発掘調査が進むにつれ,城子崖遺跡などを含む山東地域の竜山文化は,先行する大ブン※注1※口文化を継承発展したものと判明し,黄河中流域の竜山文化と区別され,典型竜山文化と呼ばれている。文化層は上下二層から成り,上層は春秋戦国期に属し,下層は典型竜山文化に属する。土器のうち,灰陶は手づくりで粗く,取手つきの鬲(れき)・鼎などがあり,黒陶の精巧なものは漆黒色を呈し,大部分がロクロ製で鉢・鼎などがある。石器には斧・刀・鎌・鏃などが,骨器には錐・のみ・針・こうがいなどが,貝器には鎌・刀・鏃などがある。また豚・犬・馬・牛・羊などの骨や,牛・鹿の肩胛骨の卜骨が出土している。〔参考文献〕中国社会科学院考古研究所編署『新中国的考古発現和研究』1984,文物出版社
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