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●ジュンブラート

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 レバノン在住のドルーズの名家。ファーティマ朝のカリフ・ハーキムを神格化してシーア派から分かれたドルーズ派は,レバノン・シリア・イスラエルの山岳地帯に多く住むが,現代のドルーズ派社会で貴族階級を形成する二名家の一方の雄がジュンブラート家である。1948年当主カマール=ジュンブラートは,レバノン進歩社会党を設立し,民主的な社会主義への移行を主張した。党員の大半はドルーズ派教徒で占められている。宗派を基礎にした1956年のレバノン国民議会のための選挙法で,ドルーズ派は99議席中6議席を占め,以後内閣に二人の閣僚を送るのを常としている。レバノン内戦後の1977年3月,カマールは右派勢力(一説にはシリア)により暗殺され,息子ワリードが後継党首となり現在に至っている。レバノンにおけるドルーズ派人口は,1983年の推定では30万人,総人口の約9%に当たる。レバノン内戦では,進歩社会党はパレスチナ人と共闘した。