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●儒林外史 じゅりんがいし

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 清代の長編口語小説。呉敬梓作。全55回。作者の家産が没落しつつあった時期40歳以後,1745年(乾隆10)以降の作といわれる。八股文に巧みな者が多く官吏となり,科挙の試験に汲々として人間らしさを失った儒林(士大夫階級)の腐敗堕落ぶりを描き,虚偽と愚劣さに満ちた社会の頽廃ぶりを諷刺した小説。全体に中心となる主人公があるわけでなく,また一貫した筋もないが,それぞれの短篇をつなぎあわせた体裁をとっている。全篇にわたって見られる諷刺の力強さや批判精神は,今日も高く評価されている。後人が1回を加えて56回としたもの,4回を加えて60回としたものがある。