●シュモラー
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1838 ドイツ連邦
1838〜1917 ドイツの経済学者。ハレ(1864),シュトラスブルク(1872),ベルリン(1882)の大学教授を歴任し,またプロイセン枢密院顧問官(1884),プロイセン科学アカデミー会員(1887),プロイセン上院議員(1899)となる。イギリスの古典派経済学に反対し,新歴史学派の創始者となった。経済活動を単に私利の領域とみなさず,倫理と結びつけることによって,最高の倫理的制度としての国家の社会・経済政策を正当化し,“講壇社会主義者”と評された。また研究の組織者としても大きな貢献をし,A.ヴァーグナー,L.ブレンターノらとともに「社会政策学会」を創設(1872),1878年以来『国家学・社会科学叢書』を編集,1881年以来「シュモラー年報」を主宰,さらに1887年以来プロイセン公文書集『アクタ=ボルシャ』を公刊した。このような組織者としての活動や,主著『国民経済学原理』などによって,ドイツの経済学の発展に非常に大きな影響を与えた。