●シューベルト
ヨーロッパ オーストリア共和国 AD1797 神聖ローマ帝国
1797〜1828 オーストリアの作曲家。教師である父より音楽を学び,11歳でウィーン宮廷の聖歌隊に入り,5年ほどを過ごすが,すでに多くの作曲を試みるとともに,生涯の良き友を得た。その後4年間ほど小学校の助手として苦労したが,1815年に「野バラ」,「魔王」など145曲の歌曲をはじめミサ,交響曲,オペラなどをつくった。20歳のときエステルハーツィ家の教師として職を得たが,短い生涯の残りはほかの地位につくことなしに善良な友人達に支えられ,31歳の若さで他界するまで過ごした。古典派の最後を飾る天才として,旋律の感覚的美,絶妙な和音の変化,長調・短長の並置などを駆使した歌曲(リード)は,ロマン派の先駆となった。あらゆる分野の1,000にものぼる作品を残している。歌曲集『冬の旅』(1827)を含む600余の歌曲,「未完成交響曲」など管弦楽曲27,室内楽約60,ピアノ曲約180,教会音楽約40,舞台作品18,カンタータ・合唱曲など150曲がある。