●ジュネーブ(休戦)協定 ジュネーブ(きゅうせん)きょうてい
AD1954
1954年7月,インドシナ問題の解決のためにカンボジア・南ヴェトナム・アメリカ・フランス・ラオス・中国・北ヴェトナム・イギリス・ソヴィエトの9カ国によって調印された協定。第二次世界大戦直後に始まったインドシナ戦争はしだいにフランス側に不利に発展した結果,フランス世論も休戦に傾き,1954年初めに開かれたアメリカ・イギリス・フランス・ソヴィエトの4大国ベルリン会談もジュネーブ会議の開催を決定したので,ディエンビエンフー陥落の翌5月8日から上記関係9カ国間で開始された。協定は南北ヴェトナム・ラオス・カンボジア3国の休戦のとり決め,これを全体会議で承認した最終議定書,付属宣言,アメリカ・南ヴェトナムの単独宣言,そのほかからなっており,インドシナ3国の平和・独立・領土の統一と保全,および会議国のこの3国への内政不干渉が中心的内容である。