●ジュネーブ
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スイス南西端,ローヌ川がレマン湖より流れ出す地点にある都市。フランス領に囲まれ,スイスのフランス語圏の中心。人口15万6,000人(1980)。ガリア人の城塞都市として発達。11世紀に神聖ローマ帝国の領有下で教会勢力が強力になるが,市民は自治を要求し,支配をめぐる教会とサヴォイ家間の抗争に乗じて16世紀半ばに独立を達成した。1789年にはフランス領となったが,1815年スイス連邦に加入した。カルヴィンは16世紀この地で宗教改革運動をすすめ,ヨーロッパのプロテスタントの拠点となった。彼はまたアカデミー(現ジュネーヴ大学)を創設した。ルソーもこの地で生まれている。プロテスタント産業家に刺激され,1587年創業の時計製造や宝石加工などの産業がおこった。銀行業・観光業も盛んなほか,第一次世界大戦後に国際連盟本部が設置され,現在もILO,国際赤十字社本部などの国際機関が多く置かれ,国際会議の開催も多くあり,町は国際都市の様相を見せる。
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