●守護霊 しゅごれい
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守護霊とは,原則として個人を守る霊的守護神より下位の霊的存在である。修行や夢の啓示を通じて獲得され,そのイメージは動物,祖先,偉大な人物など,個人の文化的背景により様々で,なかには何ら具体的なイメージを伴わぬものもある。アメリカ=インディアンには守護霊信仰が多くみられ,思春期の通過儀礼を通じて個人の守護霊が決定される。そして自分がどんな守護霊をもつかは秘密にしなければならぬとされ,さもないと,守護霊の霊力が失われてしまうと考えられている。こうした守護霊はとくに,シャーマンにとっては重要で,守護霊の力や啓示に従って治療儀礼などが遂行される。日本の民間巫者,イタコや南島のユタなども修行や夢の啓示を通じて獲得した自分の守護霊をもっており,その霊力を依りどころとする。また日本においては,祖霊も修行などによって獲得されるものではないが,広く一般的に個人や家族を守ってくれる守護霊と考えることができる。