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●自由七科 じゆうしちか

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 西洋中世の修道院学校や本山学校で教えられた教科目。文法・修辞学・弁証法の3学と音楽・算術・幾何・天文学の4科からなる。この7料は,たとえば修辞学が単なる言語表現の技術ではなく法律や歴史に関する知識を含むものであったように,おのおのひろがりをもつものであった。古代ギリシア・ローマで発達した自由人であるために必要な知識は,自由科と呼ばれた。5世紀初頭にマルティアヌス=カペラが7科目を初めて提唱し,カッシオドルスやフラバヌス=マウルスらはこれを継承し集大成していった。7科目に編成されたのは,『旧約聖書』の〈知恵はその家を建て,その七つの柱をきり成し〉によったものである。自由七科の成立は,古代の知識がキリスト教を支える知識へと変化したことを意味する。自由七科という教科の出現は,教育課程発達の歴史に画期をなすものであった。