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●集合行動 しゅうごうこうどう

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 制度から疎外された大衆現象において人々が示す,比較的持続期間の短い制度化されていない集団行動の総称。ターナーによると〈社会の規範や組織を否定,または再解釈する規範と組織の,自然発生的な発達によって特徴づけられる〉とされるが,まだ明確な定義はなされていない。ダンカン=ミッチェルによると,現在集合行動を説明する理論には次の三つのグループがある。[1]この主題を最初に取り上げたル=ボンのように「伝染」とかムードの急速な伝達・指図の無批判な受容などといった点から説明するもの。[2]同じような先有傾向・観念・目的をもつ人々の「収斂」という点から記述するもの。[3]「創発的規範」理論として知られるように,集合行動を特殊な状況において創発する社会規範によって規制されるものとみなすもの。

〔参考文献〕ダンカン=ミッチェル編,下田直春監訳『新社会学辞典』1983,新泉社