●19世紀の世界 じゅうきゅうせいきのせかい
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これは,高等学校社会科「世界史」の大項目の一つで,1978年(昭和53)の改訂によって新しく設けられたものである。「世界史」は,1951年(昭和26)の学習指導要領において,それ以前の「東洋史」「世界史」を統合して成立したものである。それだけに,「世界史」の内容構成については,学習指導要領の改訂のたびに,さまざまな工夫がつづけられてきた。1978年版において「19世紀の世界」が新設された趣旨は,文化圏学習の特色がいっそう生かされると同時に,従来のいわゆる西力東漸的な「世界史」把握を改めようとするものである。つまり,〈広く世界の動きに着目させ,世界が一体化されていく過程を理解させるとともに,現代世界成立の歴史的意義について考えさせること〉をねらいとするものといえよう。