●シュヴァイツァー
ヨーロッパ フランス共和国 AD1875 フランス共和国第三共和政
1875〜1965 フランスの医者・牧師・音楽家。音楽家としては,1906年パリのバッハ協会のオルガニストとして活躍。牧師としては,類い稀な神学者として,1899年にプロテスタントの牧師になり,神学的才能を十分に発揮した。彼の医師としての業績はとくに顕著であり,1911年医師となってからは,牧師のもつ精神的なエネルギーと医師としての使命に燃えて,1913年,まだ医療活動の行き届いていなかったアフリカに渡り,当時のフランス領赤道アフリカ,すなわち現在のガボン共和国のランバレーで,黒人の医療に生涯を捧げたことはあまりにも有名なことである。著書に,彼の神学的理論の結晶ともいえる『イエスの生涯−−メシアの受難の秘密−−』があり,神学的文学として高い評価がある。また,アフリカでの医療活動や奉仕の体験を基にした名著『水と原生林の間で』は,数多くの読者の心をゆり動かすものである。1952年ノーベル平和賞を受賞。