●シャンポリオン
ヨーロッパ フランス共和国 AD1790 フランス革命
1790〜1832 フランスにおけるエジプト学の創始者として知られる。彼のエジプト学の出発点となったのは,1822年9月フランス学士院で,ヒエログリフ解読についての論文『ダシエ氏に与える書翰』を発表したときからである。シャンポリオンは少年のころからエジプトへの興味を強く抱き,コプト語の研究を行った。エジプトについては,1798年のナポレオン遠征によってその際発掘されたロゼッタ=ストン石に神聖文字・民衆文字・ギリシア文字が記されていたが,さらにフィラエ島で発見されたオベリスクの銘文を比較して,エジプト文字解読の鍵を得たのである。その後,さらに古代エジプト語の研究を進めたが,若くして病没した。フランスは19世紀以来エジプト学の先進国として,今日なおその伝統を保持している。