●シャルンホルスト
AD1755
1755〜1813 プロイセンの将校・軍制改革者。はじめハノーヴァー軍(1778),その後プロイセン軍(1801)に入隊し,ベルリンの士官学校長となる。またブラウンシュヴァイク公の参謀長としてアウエルシュタットの戦い(1806)に参戦する。また,ティルジットの和約(1807)後,軍隊再編委員会議長・参謀総長となり,開明的な将校として,グナイゼナウ・グロルマン・ボイエン・クラウゼヴィッツなどの協力を得て,さまざまな軍制改革を実現することになる。彼の改革理念は,ナポレオン軍に範をとる国民軍の創設であり,それは彼の死後一般兵役義務として実現した(1814)。彼の軍制改革は,シュタイン・ハルデンベルクによる国家・経済の再編,フンボルトによる教育政策とともに,近代プロイセンの基礎を築いたといえる。1813年にロシア皇帝アレクサンドルと軍事同盟を結び解放戦争をはじめたが,その後グロスゲルシェンの戦いで負傷し,プラハで没。