●シャルル8世 シャルルはっせい
ヨーロッパ フランス共和国 AD1470 フランス王国
1470〜98(在位1483〜98)フランス王。ヴァロワ朝第7代。年少で即位。はじめ姉アンヌ=ド=フランス(ピエール=ド=ボージューの妃)が摂政。その治世はまずオルレアン公ルイ(後のルイ12世)とブルターニュ公フランソワの連盟を主軸とする貴族の反乱,いわゆる“無分別戦争”(1485〜88)に直面したが,サントーバン=デュ=コルミエの戦いでこれを平定。ブルターニュ公の相続人アンヌと結婚して,ブルターニュの王領併合の条件をつくった。摂政政治は賢明でよく王権を保持した。枢機卿ギョーム=ブリソネの献策をいれてイタリアに介入,ナポリ王国の王位継承権を主張した。出兵してナポリ王国を制圧した(1495)が,ミラノ・ヴェネティア・ハプスブルク家の皇帝マクシミリアン1世・アラゴン王フェルディナンド,さらに法王アレキサンデル6世が連合して敵対したため敗退。これはイタリア戦争の序幕である。彼をもって直系ヴァロワは絶え,ヴァロワ=オルレアン家に移る。