●シャルル豪胆公 シャルルごうたんこう
AD1433
1433〜77 ブリゴーニュ公(在位1467〜77)ヴァロワ朝傍系から出たブルゴーニュ公家第4代で,最後の公。フィリップ善良公の子。当時ブルゴーニュ公はフランドルをもあわせ領有して富強を誇ったが,彼はフランドルとブルゴーニュの中間地帯を支配下に入れて両者を結合すべく軍事政策を強行し,フランス王はじめ諸君侯の脅威となった。諸侯が連合して国政を掌握しようと“公共の福祉”同盟を結成してルイ11世に迫ったとき,公然とこれを支持した。モンレリの戦いで王と対決した後,コンフランの和約(1465)でソンム地方の諸都市を支配下におさめる。以後もルーアンを攻めるなどしばしば王と事を構えるが,1475年から矛先をロレーヌ公にむける。ナンシー攻撃のさい戦死。凍った泥土のなかで死骸が発見されたという。彼の死によってブルゴーニュは王の手に帰し,フランドルは相続人マリーの婚姻を通じてハプスブルク家に渡った。