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●シャルル5世 シャルルごせい

ヨーロッパ フランス共和国 AD1339 フランス王国

 1339〜80(在位1364〜80)フランス王。ヴァロワ朝第3代。賢明王(ル=サージュ)と呼ばれる。百年戦争のさなか,ポワティエの戦い(1356)に敗れた父王ジャン2世がイギリスに捕囚の身となったため,王太子のまま摂政として困難な国政を担当した。当時フランスは疲弊の極にあり,大諸侯,わけても反服常なき王族シャルル=ド=ナヴァールの画策に悩まされた。エティエンヌ=マルセル指導下のパリの反乱およびジャックリーを鎮定(1358)すると,イギリスとブレティニーの和約(1360)を結ぶことに成功した。内政を再建し,名将デュゲクランを重用して軍事的に地歩を固める。コッシュレルの戦い(1364)で英軍を撃破してのち,着実に英軍を圧迫し,治世末には王国内のほぼ全土を奪回した。社会不安の原因であった傭兵隊をカスティリャ援助に誘導し,あわせて外交上の成功をおさめる。読書を好み,ルーヴルに集めた本は現国立図書館の溯源をなした。ヴァロワ朝中興の祖。