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●シャーフィイー派 シャーフィイーは

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 シャーフィイーを学祖とするスンニー4法学派の一つである。法の理論的体系化に腐心をし,法学理論(ウスール=ル=フィクフ)の始祖ともいわれるシャーフィイーの学風は,まず彼が直接教鞭をとっていたバグダードとカイロで広く受け入れられた。明晰な理論的体系性ゆえにこの学派は,アシュアリーマーワルディーといった優れた学者たちをひきつけているが,始祖の主著『始源の書』に関しては,イマーム=ル=ハラマイン・ガザーリーらが注釈をつけ,ファフルッ=ディーン=アッ=ラージーがその内容を要約した一書を著すといった隆盛ぶりである。とりわけこの学派はサラーフッ=ディーンの厚い庇護を受けて,エジプト・シリアに不動の地位を築き,一時はヒジャーズ・イランでも勢力があった。現在では上述の地域のほかに東南アジア・中央アジア・東アフリカなどでも支配的な地位を誇っている。