●シャーヒド
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アラビア語で“証人”を意味する。イスラーム教徒は,イスラーム法によりファルド(義務)として,必要に応じてシャハーダ(証言)をしなければならないとされている。証人は,たとえばカーディー(裁判官)の前で,係争当事者のために,事実の正確な知識にもとづいて,定められた方法で証言しなければならない。証人の数は,事件の種類により定められており,姦通の場合は男子4名,財産関係では男子2名,または男子1名と女子2名,そのほかすべての場合は男子2名または女子4名とされていた。時代とともに裁判件数の増加につれて,証人の公正さの調査が困難となり,8世紀来以降は,その調査のための助手が置かれたりしたが,そののちは公証人を選任することが慣例となった。