50音順    検 索

●射撃競技 しゃげききょうぎ

AD 

 銃器で標的を射撃し,得点を競うスポーツ。競技としては,散弾銃を使用するクレー射撃と,ライフル・ピストルを使用するライフル射撃とに分けられる。射撃のはじまりは,原始時代の“投石”にまでさかのぼる。投石は獲物や敵を倒すために必要不可欠な生活技術であった。やがて石だけでなく,より命中率の高い投擲具(とうてきぐ)が工夫されるようになり,長期にわたる弓矢の時代をへて,火薬の発見と結びついて今日の銃の形ができ上がった。射撃競技(ライフル射撃)の歴史は古く,15世紀ごろのドイツ・スイスの史料には,射撃大会に関する記載がみられる。日本で射撃競技が始められたのは明治時代に入ってからである。当時は上流社会のスポーツであったが,1915年(大正4)帝国大学に射撃部が誕生し,大衆スポーツとして広く一般に知られるところとなった。競技会では経験に勝る中壮年者が優勝することが多い。