●社会民主党 しゃかいみんしゅとう
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
ドイツの政党。1875年,全ドイツ労働者同盟を中心にした改良主義的なラッサール派とマルクス主義的なアイゼナハ派が,ゴータ大会で合同してできた社会主義労働者党が前身である。ドイツ資本主義勃興期で労働者が増加したので,社会主義者鎮圧法が出されたにもかかわらず党勢をのばし,1890年,ビスマルクが辞任し,社会主義者鎮圧法が廃止されたのを機に,社会民主党と改称された。帝国主義時代にあって,第2インターナショナルの指導党となり,1912年には帝国議会の第1党となった。第一次世界大戦で左右に分裂,1922年再統一され,政権に参加したが,1933年,ナチスによって解散させられた。第二次世界大戦後,東ドイツでは共産党と合同,社会主義統一党となり,西ドイツでは社会民主党として復活して,1959年以降,国民政党に脱皮して,連立政権に参加している。〔参考文献〕飯田・中村・野田・望田『ドイツ現代史』
アーベントロート,広田・山口訳『ドイツ社会民主党小史』