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●島村抱月 しまむらほうげつ

アジア 日本 AD1871 明治時代

 1871〜1918(明治4〜大正7)文学者・評論家・新劇運動家。島根県生まれ。本姓は佐々山,島村家の養子となる。本名は滝太郎。東京専門学校(早稲田大学)文学科を卒業後,「早稲田文学」の編集者・「読売新聞」の記者・母校の講師をへて,1898年(明治31)三省堂の辞書編集に携わる。1902年イギリス・ドイツに留学。1905年帰国後早大教授として美学・文芸史などを講じ,評論家として活躍,自然主義文学の理論的支柱となった。この間1906年坪内逍?らと文芸協会を組織,西洋演劇の移植につとめ,早大文科の中心となり,多くの後進の指導に尽力した。女優松井須磨子と恋におちいり,1913年(大正2)同協会を脱会,須磨子を中心とした芸術座を結成する。上演劇の翻訳や創作劇の執筆,演出家・劇団経営者として新劇の大衆化に貢献した。『人形の家』『復活』などが有名。著書には『島村抱月全集』全8巻などがある。

〔参考文献〕「島村抱月追悼号」『早稲田文学』157号,1918

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