●四木三草 しぼくさんそう
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江戸時代の代表的な商品作物を四木三草といい,四木は桑・漆・茶・楮(こうぞ)をさし,麻・藍・紅花を三草といった。なお三草は木綿・麻・花または木綿・麻・藍となる記録もある。これらの商品作物は広く栽培されたが,地域によっては特産品となり,藩の専売のもとに統制されたものも多い。桑は広く栽培され,養蚕が盛んとなり,その生産地の周辺に絹織業がおこっていったし,漆は会津に多く産し,会津塗りを発展させた。楮は製紙の原料となり,各地に紙漉をおこし,今日の伝統産業のもととなった。藍は阿波,紅花は出羽・陸奥が特産地となっていた。幕府では,1726年(享保11)に新訪田条目がでるまで,四木三草の商品作物を栽培する畑には石盛の上で,上畑などの扱いをし,高作の土地に栽培されたものに対しては茶年貢・漆年貢などを課していた。