●シベリア鉄道 シベリアてつどう
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ヨーロッパ=ロシアと極東を結ぶソ連の幹線鉄道の一般的呼称。狭義には西シベリアのチェリャビンスク−ウラジヴォストーク間の約7,600km,広義にはモスクワ−ウラジヴォストーク間約9,300kmの鉄道をさす。シベリア鉄道は,帝政ロシア時代に,極東進出という政治的・軍事的理由とシベリア開発という目的のために計画・建設が進められた。1904年にはハルビン経由,1916年にはハバロフスク経由の本線が完成した。現在,ほぼ全線の複線化と大半の電化が完成している。シベリア鉄道の建設目的は現実化され,日露戦争では急拠供用の開始がされ,また,第二次世界大戦中も重要な軍事的役割を果たした。シベリアの貨物輸送の主役は鉄道であり,その幹線鉄道として機能している。シベリア鉄道を使用して,原材料・燃料・畜産物・木材類がヨーロッパ・ロシアに送られ,シベリアはソ連全体の素材・燃料供給基地になっている。