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●ジーベル

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1817 ドイツ連邦

 1817〜95 ドイツの歴史家・政治家。ランケの高弟で,ボン(1844)・マールブルク(1845)・ミュンヘン(1856),再びボン(1861)の大学教授を歴任し,その後,プロイセン邦立公文書館長となる(1875)。最初中世史の研究に従事し,オーストリアの歴史家フィッカーとの間に“皇帝政策論争”を展開した。その後研究の中心を近代史に移し,『1789〜95年の革命時代の歴史』(のちに1800年まで増補)や『ヴィルヘルム1世によるドイツ帝国の建設』を著した。また世界最古の「史学雑誌」を創刊し(1859),組織者として活躍するとともに,自らも多くの論争に参加している。かれは歴史家であるとともに,政治にも従事した。はやくはヘッセン公国の議会議員となり(1848),三月革命に際してはフランクフルト準備議会に参加した。のちにプロイセン国会議員となり,憲法闘争においてはビスマルクと対立したが,普墺戦争後はかれの政策の支持者となる。小ドイツ主義の理論的推進者の一人である。