●司馬相如 しばしょうじょ
アジア 中華人民共和国 AD1793 清
前179?〜前117(元狩6)中国,前漢時代の文学者。蜀郡成都(四川省成都)の人。字は長卿。『史記』や『漢書』の司馬相如伝によれば,少時,書物を読み撃剣を学び,景帝に仕えて武騎常侍となったが,まもなく官を辞し,梁の孝王のもとに客遊し「子虚の賦」をつくった。孝王の没後,郷里の蜀に帰って不遇の生活をすごしていたが,臨キョウ※注1※の富豪卓王孫の娘の文君と結ばれ幸福な生活をすごすようになった。ときに折よく「子虚の賦」が,武帝の目にとまり召されて郎となり,やがて中郎将から孝文園令となった。その後,病気を理由に政界を退き宮廷の文学者としてすごした。彼は,とくに辞賦にすぐれた才能を示し,「子虚の賦」「大人の賦」「長門の賦」などをつくり,辞賦の最も盛んであった漢代の第一人者としての地位にある。また,妻の卓文君との恋愛は,有名な物語となっている。
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