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●品川弥二郎 しながわやじろう

アジア 日本 AD1843 江戸時代

 1843〜1900(天保14〜明治33) 明治の政治家。長門国萩松本村に長州の下級藩士の子として生まれる。15歳で松下村塾に入って吉田松陰に学んだ。その後尊王攘夷・討幕運動に参加,高杉晋作らと外国公使館襲撃計画に加わったり,薩長連合の際には両藩のあいだの連絡を務めたりした。戊辰戦争では奥羽鎮撫総督参謀として奥州を転戦。戦後明治政府に出仕し,1870年(明治3)普仏戦争見学のため欧州に派遣されて,仏・英・独に滞在しプロイセンの農政などを研究した。1876年(明治9)帰国後,内務大丞などを歴任後,1881年(明治14)農商務大輔となり,農業団体の結成や,海運で三菱の独占に対抗するため共同運輸会社設立に尽力した。1885年(明治18)駐独公使となり1887年(明治20)帰国。その後宮中顧問官などを経て1891年(明治24)第一次松方正義内閣の内相に西郷従道のあとを受けて就任。翌年の第2回総選挙に民党抑圧のために激しい選挙干渉を行い,かえって吏党は敗北,非難を俗びて辞職した。ついで藩閥政治擁護のため,西郷従道らと国民協会を結成して副会頭となった。1899年(明治32)京都へ隠退して病没。