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●持統天皇 じとうてんのう

アジア 日本 AD645 飛鳥時代

 645〜702(大化1〜大宝2) 第41代天皇(女帝)。第38代天智天皇の第二皇女で,母は蘇我倉山田石川麻呂(そがくらやまだのいしかわまろ)の娘,遠智娘(おちのいらつめ)。第40代天武天皇の皇后で,草壁皇子の母。皇位以前はウノノサララノミコ※注1※野譲良皇女・菟野皇女(うののみこ)などといった。姉に,若くして逝った太田皇女があり,その子に大伯皇女と大津皇子がある。持統天皇は女帝ながら多方面に大きな足跡を残した。政治的には律令制完成に尽力し,宗教的には伊勢神宮の創建にかかわり,文化的には万葉集の第二期の代表的歌人として,百人一首にも選ばれた〈春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほしたり天の香具山〉をはじめ短歌4首,長歌2首の6首を残した。ことに草壁皇子の病死のおりに柿本人麻呂に挽歌を作らせ,人麻呂出現に与した功績は大きい。

〔参考文献〕直木孝次郎『持続天皇』1960,吉川弘文館

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