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●ジッグラト

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 古代メソポタミアの都市で,主要神殿の一隅に建てられた聖塔。ここに神が降臨すると考えられた。最も有名なのはバビロンのマルドゥク神殿の北にネブカドネザル大王が建てたものでシュメール語で「天地を分かつ七つの家」と呼ばれた。捕囚中のイスラエル人がこれを見て「バベルの塔」の伝説をつくったという。楔形文字の記録・ヘロドトスの記述・さらに発掘された遺構から,種々の復元図が提案されているが定説はない。現在最も保存の良いのはイランのチョガ=ザンビルのものであるが,これはだいぶ年代の下ったもので,当時のものとして比較的よく分かっているものは,発掘の結果,遺構が明らかになったウル(前2200年ころ)とウルク(前2500年ころ)のものである。バビロンの聖塔についてはウンゲルの詳細な研究があり,発掘報告としてはコルデヴァイの『再生せるバビロン』がある。