●士族の商法 しぞくのしょうほう
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明治政府は土族授産政策の一つの帰農商を進めた。しかし,それにより士族が従事した商工業は不慣れのためか多くが失敗に終わってしまった。そのためこの名が生じたものである。彼らは士族という特権は得たが,自ら働いて生活を維持する方法を知らなかった。そこで俸禄が廃止されたとき秩録処分で全禄公債をもらった。これを元手として,事業か商売を始めたが,不慣れでもうけの計算もできないばかりか,お客に頭を下げることも知らないで威張ってばかりいたので失敗して無一文となる者が多かった。そのため士族授産は失敗して,一つの社会問題となっていった。