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●支石墓 しせきぼ

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国東北地方(旧満州国)や朝鮮半島の支石墓は,金属器時代初期の銅剣・銅鉾・磨製石剣・磨製石鏃の流行したころに造られた族長の墳墓である。旧清洲国から朝鮮半島中部で発見された支石墓は四方に石で囲いをした石室の上に大石をのせたものであるが,平たい板石を箱形に組み,上に広大な板石をいただいて壮大なテーブルストーンの形をそのまま表したものが少なくなく,8〜9mの大板石をのせて家を思わせるものがある。この型のものを北方型とかテーブル型というのに対して,半島南部の慶尚・全羅両道では大塊石を地上に据えて4個ないし6個の塊石を支え石としたものがある。これを嶺南型・碁盤型といっている。この方式においては地表面下に箱式石棺あるいは川石積みの長方石室をつくり,数枚の扁平石で蓋をしている。この型の大塊石は封土の代わりをし,墓標ともなっている。この嶺南型の支石墓は日本の九州でも発見されている。

〔参考文献〕三上次男『満鮮原始墳墓の研究』

藤田亮策『朝鮮学論考』

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