●システィナ礼拝堂 システィナれいはいどう
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ヴァテイカン宮殿内の礼拝堂。1473年法王シクストゥス4世が建造させたので,この名がある。設計はジョヴアンニ=デ=ドルチ。1483年までにボッティチェリ・ギルランダイヨ・コシモ=ロッセリ・シニョレリ・イル=ペルジーノ・イル=ピントゥリッキオなどの巨匠が両側壁の壁画を完成した。その後法王ユリウス2世がミケランジェロに“天地創造”の場面を含む天井画を描かせ,1512年完成した。引き続きクレメンス7世とパウルス3世のもとでミケランジェロは奥正面壁に“最終審判図”を描き,1541年完成した。こうして,この礼拝堂はルネサンス芸術を代表する殿堂となった。“最終審判”の裸像には,のちに法王ピウス4世の命令でダニエレ=ダ=ヴォルテラが衣服を描き加えた。復活祭に先立つ1週間,いわゆる聖週間の勤行はこの礼拝堂で執行される。法王選挙の会議,いわゆるコングラーヴェに際してはこの礼拝堂が議場となる。