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●四書五経 ししょごきょう

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 儒学の根本経典。『大学』『中庸』『論語』『孟子』を四書といい,『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』を総称して五経という。四書は学庸論孟ともいわれる。『大学』『中庸』はもと『礼記』のなかの一編として伝えられていたが,南朝宋のタイギョウ※注1※が『中庸伝』を,宋の程子が『大学篇』を孔子の遺書として重んじ,司馬光が『大学広義』『中庸広義』を著してから,単行本として注解した本が多くなり,朱子にいたって『論語』『孟子』と合わせて朱子学の聖典とし,四書と称した。五経は孔子が編集したといわれ,儒家の経典とされた書物である。当初,『楽経』があって六経であったが,『楽経』は早く滅んで五経となった。漢代に官漢となって以後,士大夫階級の必読の書として尊重されていたが,朱子学の大成によって,四書が五経以上の重要な書物となった。

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