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●四合院住宅 しごういんじゅうたく

アジア 中華人民共和国 AD 

 中国における民家の諸類型中,最も一般的なのが,四合院住宅である。対称形の平面と,閉鎖型の外観とが,その全体的特徴になっている。平屋のそれと,2階建て以上のとがあるが,北京では平屋になっている。この住宅形式は,漢代までに確立したといわれており,明清時代までその伝統が伝えられた。今日,北京に残るのも,その多くは清代に建てられたものである。その基本形は,主屋の「正房」と,その前方左右にそれぞれわき部屋の「廂房」を相対して配置し,そのさらに前方に,主屋に相対して向かい部屋の「倒座」を置き,全体で中庭の「院子」をとり囲む形式になっている。「四合院」という名称の由来は,これによっている。大門は,中軸線上にある場合と南東隅その他にある場合とがある。伝統的には,大門外側に「照壁」,内側に「影壁」,主屋前面に「照門」という目隠しの門のようなものが建てられた。

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