●食封 じきふ
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古代貴族・官人などの給与制度の一種。国家が貴族,官人,寺社,個人などを対象に成年男子のいる戸を一定数量支給し,封主にその封戸(ふこ)の納める田租の半分と調・庸などを全給する制度。田租は739年(天平11)に全給になった。食封制は大化改新にさいし,私地私民収公の代償として給与したのが起源とされるが,制度的には大宝令で整備された。令制によると,大納言(だいなごん),左大臣右大臣,太政大臣(だじょうだいじん)の官職にあるものに800〜3,000戸の職封(しきふ)を,三位以上の有位者には100〜300戸の位封(いふ)を,五位以上の者が国家に功のあった場合,大功・上功・中功・下功という功の等級に応じて功封(こうふ)を,また親王にはその品位(ほんい)に応じて300〜800戸の封戸を給与した。