●四月テーゼ しがつテーゼ
AD1917
1917年二月革命後,スイスから帰国したレーニンが,その直後の4月4日(露暦)に発表したボルシェヴィキの綱領的文書。正式の名称は「当面の革命におけるプロレタリアートの任務について」といい,10ヵ条からなる。[1]戦争の即時停止,[2]革命の第1段階から第2段階,すなわち,ブルジョワ民主主義革命から社会主義革命の段階へ進むべきこと,[3]〜[5]臨時政府は国民に何も与え得ず,来るべき唯一の政治形態は労農ソヴィエトであること,[6]大土地所有の無償廃止,[7]〜[8]銀行の合同とソヴィエト管理およびソヴィエトによる生産分配の統制,[9]ボルシェヴィキ大会の召集,[10]第3インターナショナルの創設である。このテーゼが発表されたその場で,賛成したのはコロンタイただ一人であったが,のち,ボルシェヴィキの基本方針となり,大きな意味をもった。