●シアヌーク
アジア カンボジア王国 AD1922 フランス植民地インドシナ連邦
1922〜 カンボジアの政治指導者の一人で,国王・首相・国家元首を歴任。1960年代の第二次インドシナ戦争時には中立政策を模索した。カンボジア王族の家に生まれ,1941年18歳で即位。1955年サンクム(人民社会主義共同体)を組織,総選挙大勝後首相に就任,王制社会主義を主唱した。1960年元首を兼務し,ヴェトナム戦争の激化して行くなかでカンボジアの中立化と戦禍の回避に努めた。1970年3月,ロン=ノル首相のクーデタにより元首を解任,北京へ亡命しカンボジア王国民族連合政府の樹立を宣言した。1975年4月,カンプチア民族統一戦線がロン=ノル政府を打倒するや帰国。解放後も名目的には元首の地位にあったが,1976年4月,キュー=サンファン新革命政権(民主カンボジア,ポル=ポト首相)の成立とともに辞任,シアヌーク時代は終わりをつげた。しかし,1981年以後,ポル=ポト派とクメール人民民族解放戦線が進めて来た反ヴェトナム統一戦線の最高指導者に就任する用意のあることを表明するなど,再びその動向が注目されている。
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