●山陽道 さんようどう
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現在の中国地方の瀬戸内沿岸地方。日本の古い行政区画である五畿七道のひとつ。播磨・美作・備前・備中・備後・安芸・周防・長門の8カ国を含む。崇神天皇の代に四道将軍吉備津彦命を派遣したとされる地方。備前・備中・備後・美作の4国は古くは吉備国と呼ばれた。天武天皇の代に吉備国を分けて3国とし,和銅年間に備前の北部が美作として独立した。都と筑紫太宰府を結ぶ官道は,重要な交通路として大路と定められた。吉備道,西ノ道とも称された。大坂から明石・岡山・尾道・広島・小郡をへて下関へいたり,九州の長崎路・鹿児島路へと接続する。江戸時代には京坂への物資輸送路として,九州・中国の大名の参勤交替の街道として重要であった。明治以後,播磨は但馬および丹波の一部とともに兵庫県に,美作・備前・備中は岡山県に,備後・安芸は広島県に,周防・長門は山口県になった。