●サン=マリノ
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ロマーニャ州とマルケ州のあいだにあるヨーロッパで最も古い小共和国。面積60.6平方km,人口2万400人(1977推計)。人口密度337人/平方km,言語・宗教ともイタリアと同じ,景観は中心にティターノ山(738m)をいだく夏暑い地。伝説によると4世紀中ごろディオクレティアヌスの迫害を逃れてきた石工マリノが,ティターノ山にキリスト教信徒の宗教共同体を形成。集落が教区となり城塞が築かれ,ゲルマン人,マジャール人,イスラーム教徒,ノルマン人の侵入のたびに強化され,11世紀に自らのコンスルと条例をもつコムーネとなった。15世紀の立法府の60人からなる大評議会は現在までつづき,その執政官の就任儀式は有名である。チェザレ=ボルジュアに屈した以外,現在まで共和政的独立を維持し,ナポレオンにもまたその後のウィーン会議でもその独立は認められ,イタリアの民族統一運動が展開されたさいには,ガリバルディその他の愛国主義者の亡命地ともなった。