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●三分野の関連 さんぶんやのかんれん

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 中学校の社会科は分野制をとり,地理的分野・歴史的分野・公民的分野の三分野で構成されている。この“分野”という考えが初めて導入されたのは,1955年(昭和30)版の学習指導要領においてであった。そのさい,文部省において次のような解説がなされている。〈分野とは教育的区分であって,学問的体系を意味するものではない……社会科の目標を達成するための一つのまとまりである。したがって,各分野相互の関連を常に考えながら指導することが大切である〉分野発足時にこのような指導がなされたにもかかわらず,その後の社会科学習は,「地理」「歴史」という科目的な扱いに流れ,三分野の関連が十分にはかられなくなった。そこで,1977年(昭和52)版の学習指導要領においては,三分野の関連がよりいっそうわかるよう,内容構成の上で工夫がはかられている。また,分野の枠にとらわれない単元の設定(総合的単元)にも考慮がはらわれている。