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●三奉行 さんぶぎょう

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 江戸幕府の職制のなかで,寺社奉行・勘定奉行・江戸町奉行をさしていう。寺社奉行は,三奉行中最も地位が高く,職務権限が広く,将軍直属とされた。定員は約4名で,奏者番たる譜代大名が任命され,白宅を役宅とし,寺社・寺社領の行政司法,関八州以外の私領の者から御府内の者への訴訟,僧尼・神官らの監督をつかさどった。勘定奉行は,老中の所管下にあり,定員約4名で,旗本から任命された。幕領の租税以下一切の出納を行い,関八州の公私領,八州以外の幕領の者から御府内の者への訴訟を扱い,郡代・代官を支配した。江戸町奉行は,定員2名で南北奉行所に分かれ月番交代で執務した。江戸市中の行政・司法・警察を扱い,配下に与力・同心を置いた,この江戸町奉行は原則として旗本より任命され,芙蓉の間詰めで勘定奉行より上座であった。なお,三奉行は老中とともに幕府最高の裁判機関の評定所の構成メンバーである。