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●残部議会 ざんぶぎかい

ヨーロッパ 英国 AD 

 ピューリタン革命における長期議会の一呼称。1648年第2次内乱ののち,議会派内部で長老派と独立派の対立が決定的になり,同年12月6日,プライド大佐の率いる小銃隊が議会を襲い長老派議員を追放した。これが“プライド追放”として知られる事件であるが,そのあと議会は60人たらずの独立派議員だけで構成されたので残部(ランプ)議会と呼ばれた。“ランプ”とは残りかす・屍肉を意味する。残部議会はチャールズ1世を裁くための特別法廷設置法を可決し,裁判の結果1649年1月30日,国王は“人民の公敵”として処刑された。残部議会は,同年3月には王制と貴族院を廃止し,5月にはイギリスが「この国の最高権威たる議会における人民の代表によって,共和国で自由な国家として統治さるべきこと」を宣言した。その後,革命は独裁の傾向をおびるようになり,1653年4月,残部議会はクロムウェルによって武力解散させられた。1659年に一時復活したが,短期間で解散した。