●サン=バルテルミーの虐殺 サン=バルテルミーのぎゃくさつ
ヨーロッパ フランス共和国 AD1572 フランス王国
フランスの宗教戦争(ユグノー戦争)の最中,1572年8月24日サン=バルテルミー(セント=バーソロミュー)祭日におこった新教徒虐殺事件。1562年旧教徒ギーズ公による新教徒殺害以来,フランスの宗教戦争は一面で新旧両教派貴族間の内戦の様相を呈していた。新旧両教派のバランスの上に王室の安泰を願う摂政カトリーヌ=ド=メディシスは,1572年新教側のブルボン家アンリ(のちの国王アンリ4世)と当時の国王シャルル9世の妹マルグリットの結婚に際し,新教側の勢力拡大を恐れて旧教側首領のギーズ公と共謀,祭日前後,結婚祝福のためパリに集まっていた新教徒多数を殺した。8月22日新教側首領コリニー提督が狙撃されて負傷,その後パリおよび各地で新教徒虐殺がつづいた。全国で犠牲者数万人。以後,対立は宮廷を巻き込んで激化,宗教戦争は深刻化した。