●サンディカリスム
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英語訳すれば労働組合主義になるが,本家フランスの革命的サンディカリスムの意味で使用される。1895〜1910年ごろ,フランス社会主義の分裂対立,修正主義志向ヘの幻滅,多数の不熟練労働者の思想傾向などを背景に,革命的労働者の指導する組合的闘争により,解放をかちとろうとする過激な労働組合運動の一形態。資本主義制度の廃止,労働者階級の資本の支配や搾取からの解放,新社会秩序の建設をめざす方法は政党による議会行動によらず,ボイコット・サボタージュ・ストライキなど労働者に固有の直接行動による。実現されるべき社会は,政治的国家ではなく,労働組合の連合体による経済管理と生産手段の共有化,つまり“自由な社会における自由な労働”である。その目標がアナーキズムのそれと類似し,アナルコサンディカリスムと呼ばれることも多い。1906年にはフランス労働総同盟は,サンディカリスムを中心に社会革命を訴え,相当の広がりをみせたが弾圧された。ファシズムも広義のサンディカリズムに含まれる。