●参議院 さんぎいん
アジア 日本 AD
衆議院とともに国会を構成する一院。衆議院との相違点は,参議院議員の被選挙資格年齢が30歳以上であること。任期が6年であり,解散がなく,3年ごとに半数を改選すること。議員の選出方法では,地方区選出議員(152人)は都道府県を1選挙区とし,全国区選出議員(100人)は拘束名簿式比例代表制によって選出される。また権限においては,法律案や予算の議決・条約承認・内閣総理大臣の指名などの場合に,衆議院に優越性を認めている。また参議院には内閣不信任決議権はない。参議院の存在意義とそのあり方をめぐってさまざまな議論がある。二院制を効果的たらしめるためには,おのずから両議院の性格を異なったものにしなければならない。参議院の性格として次の3点をあげることができる。[1]地域代表である衆議院に吸収されない国民意思を代表する。[2]審議の慎重を期するとともに,衆議院の独走を抑制する機能。[3]衆議院解散時の国会機能を補充することなどである。