●三管領 さんかんれい
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室町幕府の主要な職制である管領に交代で補任された斯波・細川・畠山の三家のこと。三管あるいは三職ともいう。また,侍所所司に交代で補せられる赤松・一色・山名・京極の四職の家々とあわせて,三管領四職または三管四職とも総称された。室町幕府開設以来の執事に代わって,1362年(貞治1)に斯波義将が初めて管領に補任された。ついで1367年細川頼之が管領に任ぜられるとともに管領の権限はさらに重くなり,管領職は斯波・細川の両氏が交替して就任していった。さらに1398年(応永5)畠山基国が補任されることにより,斯波・細川・畠山の三家から管領が選任される慣例ができた。応仁の乱・文明の乱後,家中抗争の激化や台頭した被官人による当主の廃立により管領職は有名無実となり欠任の期間も長期化し,ついに1563年(永禄6)最後の管領細川氏綱の死をもって管領は廃絶となり,三管領家の威信も失われた。