●山陰道 さんいんどう
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現在の中国地方の日本海沿岸地方。日本の古い行政区画である五畿七道の一つ。丹波・丹後・但馬・因播・伯耆・出雲・石見・隠岐の8カ国を含む。このうち丹後は和銅年間に丹波から分離したが,そのほかは大宝令時代から定められた。『日本書紀』崇神天皇の条に,四道将軍丹波道主命を派遣したとある地方。交通路としての山陰道は,上古には丹波道と呼ばれた。江戸時代には,五街道には入っていないが,参勤交替や出雲大社参拝の道であった。北陸道の延長として下関まで,公称江戸から300里とされた。この街道は必ずしも今日の鉄道路線とは一致しない。明治以後,丹波・丹後の一部は山城国と併せて京都府に,丹波の一部および但馬は播磨および摂津の一部と併せて兵庫県に,因播・伯耆は鳥取県に,出雲・石見・隠岐は島根県になった。