50音順    検 索

●三・一五事件 さん・いちごじけん

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 1928年3月15日未明に行われた日本共産党などへの全国的大検挙事件。田中義一内閣が,金融恐慌と中国革命が進展するなかで,中国大陸への本格的な侵略戦争を推し進めようとしていたとき,1928年2月の第1回普通選挙による無産政党の進出,とくに1927年テーゼで組織体制を確立した日本共産党が「赤旗」を創刊し,党員を労農党から立候補させて公然と活動しはじめた。これに脅威を抱いた政府は,特別議会の召集にさきだつ3月15日,1道3府27県にわたって日本共産党はじめ労働農民党・日本労働組合評議会・全日本無産青年同盟の関係者など1,568名を治安維持法違反容疑で検挙。さらに4月10日労働農民党以下3団体の結社を禁止し解散を命じた。三・一五事件以後,6月緊急勅令で治安維持法の最高刑を10年の懲役から死刑に改悪,翌年4月16日未明再び日本共産党大検挙事件が行われた。被検挙者は拷問死させられるなど共産党の活動は政府によって徹底的に弾圧され壊滅した。