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●サルゴン1世 サルゴンいっせい

BC2370 

 前2370〜前2320 アッカドの王。サルゴンは『旧約聖書』のなかにみられるヘブライの発音。シャルーキンが本来の発音に近い。バビロニア北部の都市国家キシュを倒してアッカドの支配者となり,さらに南方のウルクを占領,シュメール人を征服し,バビロニアを統一,シッパル付近に新都アッカドを建設し(アッカドという地方名・民族名はこの市にちなむ)サルゴン王朝を創始した。彼は四方に征服活動をひろげ,東方のエラム人・北部メソポタミアのシュバリ人・西方のアムル人などを征服,マリ王国をくだしてシリア・小アジアにも進出した。さらに伝説によれば“海のかなたにある島(キュプロス島)”にも遠征したという。サルゴンは南のバビロニア・東のエラム・北のシュバルトゥ・西のアムルと当時人間が住むと考えられていた4世界を征服したので,自ら“四界の王”と名のり,この名称は歴代の諸王に継承された。