●左翼 さよく
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最初は,1789年フランス革命勃発のなかで開かれた国民議会の議席が,議長席からみて左側に第三身分代表が着席していたこと,さらに立法議会時代に右にフゥイヤン派,中央に中間派,左にジロンド派が着席したことから,左翼・右翼の呼び名が発生したものである。左と右の差は相対的で,初めはブルジョワ自由党をさしたし,第一次世界大戦中には社会民主党急進派を指した。現在では広く一般的に使用されていて,保守派・反動派・復古的傾向や人物と対比して,進歩的・革新的・革命的な組織や運動を示すのに使用される。歴史的にみれば,時代によって異なるが,自由主義・急進主義・社会主義・無政府主義・共産主義などを掲げる政党・労働組合・市民団体や人物・運動などが該当する。現在ではさらに「中道左派」という呼び方も通用している。第二次世界大戦中の日本では,狂信的な軍部政権は自由とか社会の名があるだけで反体制左翼と同一視し,弾圧するというナンセンスなやり方をとることもあった。